夜に歩いていると、月がずっと自分についてきているように見えたことはありませんか?
歩いても走っても、月が同じ場所に見えて「月がついてきている」と感じることがあります。
しかし、実際に月が動いてついてきているわけではありません。
では、なぜそのように見えるのでしょうか。
今回は、月がついてくるように見える理由について分かりやすく解説します。
月はとても遠くにある
月がついてくるように見える一番の理由は、月がとても遠くにあるからです。
月は地球から約38万kmも離れた場所にあります。
月はとても遠くにあるため、私たちが少し歩いたくらいでは位置がほとんど変わって見えません。
そのため、どこに移動しても月が同じ場所にあるように見えるのです。
近くの物は大きく動いて見える
月とは反対に、近くにある物は、移動すると大きく動いて見えます。
例えば
- 電柱
- 建物
- 木
これらは近くにあるため、歩くと大きく位置が変わって見えます。
つまり
- 近くの物 → 大きく動く
- 遠くの月 → ほとんど動かない
この違いによって、月がついてきているように見えるのです。
この現象は「視差(しさ)」と呼ばれる現象です。
車に乗っているときも同じ
この現象は、車に乗っているときにも起こります。
車で走っていると
- 近くの電柱 → すごい速さで後ろに動く
- 遠くの山 → ゆっくり動く
- 月 → ほとんど動かない
というふうに見えます。
これも、物の距離によって見え方が変わるためです。
実は月も少しずつ動いている
実際には、月も動いています。
月は地球の周りを回っており、少しずつ位置が変わっています。
しかし月はとても遠いため、短い時間では動いているように見えないだけなのです。
まとめ
月がついてくるように見える理由は、月がとても遠くにあるためです。
・月はとても遠い
・近くの物は大きく動いて見える
・遠い物はあまり動いて見えない
この遠近感の違いによって、月がついてきているように見えるのです。
普段何気なく見ている月にも、こうした面白い理由があるのですね。


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